ラグジュアリーファブリック

クリエイティブディレクター

カシミア

一枚布のリバーシブル生地生産での数十年にわたるノウハウを注ぎこむことで実現したものです

アニオナ自慢の「カシミアダブル」生地は、最高級の原料を選び、一枚布のリバーシブル生地生産での数十年にわたるノウハウを注ぎこむことで実現したものです。

ディテールへの緻密な心配りと、仕上げ工程までの徹底した技術加工が実を結んだ、業界でも類を見ない「カシミアダブル」生地は、最高級の「ホワイト」カシミアを原料に使用しています。その圧倒的な軽さは、1メートル当たり460グラム。 織機にかけられた布地には、古来から天然の加工に使われてきた乾燥アザミで、両面に繰り返し「起毛」加工が施されます。

工程では職人たちの熟練の技を駆使し、さらに繊維を休ませることで、十分な時間を取っています。それぞれの工程で綿密な点検を行ったのち、生地は完成します。

こうした工程を経て、非常に軽量で、やわらかく温かい生地が生まれるのです。

アニオナの製品は、優れた品質を誇ります。その一つが、ピュアカシミアと極薄手のシルクオーガンジーを合わせた「センチュリーダブルフェースカシミア」です。この生地は、世界の中でも最高級の品質で、極めて純粋なホワイトの色合いの、内モンゴル産カシミアヤギの毛を使用しています。熟練した技術による加工を施すことで、超軽量のまるで羽衣のような軽やかさが生まれます。技術と職人技の見事な融合を特徴とする布地です。

「センチュリー」という名前は、1KG巻きのカシミアの糸長が100KMであること、仕上げ工程に使用される100個のアザミに由来しています。

アルパカ

アニオナの歴史を今も昔も紡ぎ続ける高貴な布地に欠かせないアルパカ

アニオナの歴史を今も昔も紡ぎ続ける高貴な布地に欠かせないアルパカ。アルパカは、ペルーのアンデス山脈に生息する哺乳類で、日中は摂氏30度、夜間は氷点下15~20℃という厳しい温度変化に適応した動物です。気温の変化に強くやわらかいアルパカの毛は洗練された布地の原料にぴったりの素材です。こうしてつくられたアルパカ生地は、絶対的に軽量でありながら、原料の毛を凌ぐ優れた防寒性を備えています。

洗練されたマルトラ生地は、品種改良を繰り返したアルパカの最高品種「スリ」から生まれました。この繊維の本来の色は、ブラックから自然なグレー、そしてホワイトにいたる、17色以上の色合いを持っています。「アルパカの女王」と呼ばれるアニオナは、他社に先駆け、世界でこの繊維の認知度を高めることに貢献しました。独自のアレンジによる生地を次々と生みだし、1970年代を代表する布地「スパッツォリーノ」や、現代的な感覚による再解釈の「マルトラ」を提案しています。

布地には天然のアザミを使用した起毛加工を施し、自然なアルパカ毛特有のやわらかさと光沢に限りなく近づけた手触りと外観を実現しています。

ドレープ性にも優れたこの素材は、ユニークなフィット感を表現するコート生地に最適です。

ビクーニャ

一時期は王族にのみ使用が許されていた、高貴なビクーニャの毛。アニオナの工程では、天然仕上げを用いることで、素材ならではの特性と本来の優雅さを保ちつつ、さらに生地の特性を際立てています

一時期は王族にのみ使用が許されていた、高貴なビクーニャの毛。アニオナの工程では、天然仕上げを用いることで、素材ならではの特性と本来の優雅さを保ちつつ、さらに生地の特性を際立てています。

インカ帝国ではもとは神であったと考えられていたビクーニャは、アンデス山脈に生息しており、1994年からアニオナが参加する「インターナショナル・ビクーニャ・コンソーシアム」により保護されています。ビクーニャの保護地域内での生息数は、こうした私たちのたゆみない活動により大幅に増え、絶滅の危機を回避することに成功しました。アニオナは、非常に希少で「高貴な」原料の使用許可を取得した、数少ない幸運なブランドに選ばれました。卓越した品質を誇るアニオナの工場で生産されるビクーニャの毛からは、カシミアよりさらに細い繊維を持つ生地が生みだされます。

すべてがイタリア製で、高度に熟練した技術をによるデリケートな製造工程を経て、ファッションの傑作を支える布地は完成します。ユニークな特徴を備えるこの製品は、きわめて柔らかく貴重なだけでなく、ビクーニャの首の上部と背中部分から採れる毛の、の自然なオーカーの光沢できらめいています。最も洗練された色合いの一つであるこの天然の色あいこそ、アニオナの独自性を体現するものです。